久喜市寺院墓地にて、インド産銀河の夫婦墓を追加建立。4代にわたるご縁のお客様
埼玉県久喜市にて、お墓・石材のお仕事をさせていただいております、木村石材店石原です。今回は久喜市内の寺院墓地にて、夫婦のお墓を新たに建立させていただきましたので、ご紹介いたします。
久喜市寺院墓地 新規建立 インド産銀河
今回のお客様は、代々弊社をご利用いただいているご家族様です。奥様が亡くなられて、「納骨したいからお墓を作ってほしい」とご相談くださいました。
こちらが施工前の墓所です。墓地には代々のお墓が並んで建てられています。一番古くからのお墓は、おそらく弊社の初代が建立させていただいたお墓ではないかと思います。私で4代目になりますので、100年以上は経っていることになります。きれいにお掃除されていて、大切にお参りされていることが伝わります。
新しいお墓を建立する予定の場所です。当初は古い石塔をまとめて供養塔にする方法なども候補に挙がり、いくつかプランをご提案しました。ご家族で十分に話し合われた結果、既存のお墓には手を加えず、このスペースに新しいお墓を建立することになりました。将来お墓を受け継がれる息子様のお考えを尊重する形で、ご家族皆様が納得されたうえで決まりました。
お地蔵様は一旦移動させていただいて、基礎工事を開始しました。根切をしたあと掘削し、グリ石を入れたところです。今回は地中カロートなので、深めに掘削しました。
また今回の現場では、地盤の状態を確認したうえで杭打ちを追加しました。久喜市内は、傾向としてはしっかりした地盤のところも多く、通常の基礎工事だけでも十分な場合が多いです。今回の墓地も比較的安定した地盤でしたが、少しでも強度を高めたいと判断し、念には念を入れた施工を行っています。
杭打ちをして転圧し、水抜き用の配管を設置しました。基礎コンクリートを打つ準備を進めます。
鉄筋を組み、コンクリート打設の準備が整いました。この後生コンを流し入れて、十分な養生期間を設けて強固な基礎を完成させます。
基礎が完成し、御影石製の納骨室(カロート)を据え付けました。水平を確認しながら慎重に施工します。
カロートの上に芝台を据え付けた様子です。石と石の接合部分には、用途の異なる二種類のボンドを組み合わせ、免震パッドも併用しています。
石塔の据え付けを順番に進めています。上台の上に棹石を設置するところです。ステンレス製の耐震棒を中央に取り付けて、棹石底面の穴に貫通させて固定します。ここでも2種類のボンドと免震パッドを使用し、しっかり地震対策をします。
棹石の据え付けが完了し、目地仕上げなど最終工程に入りました。テープを貼ったところに目地を打ち、花立等を設置したら完成です。
お墓が完成し、ご納骨式の後にお写真を撮影させていただきました。代々受け継がれてきた歴史ある墓所に、新たな世代へ受け継がれるお墓が加わりました。
お墓正面です。墓地内の既存のお墓と同じように、梵字に金箔を入れて、上台正面にご家名を彫刻しています。石種はインド産の銀河をお選びいただきました。石目が細かく耐久性にも優れ、青味のある落ち着いた色合いがとてもきれいな石です。
梵字部分です。丁寧に金箔を入れて仕上げました。夫婦のお墓なので、棹石正面はご夫妻の戒名を並べて彫刻する形になります。左側には奥様のご戒名を彫刻しています。右側は将来ご主人様のお名前を彫刻するため空けています
水鉢前面の家紋も、既存のお墓と同じように仕上げています。お地蔵様はお客様に確認をして、向きを変えてお墓の右側に安置させていただきました。
後方から見たところです。棹石背面には建立年月や建立者のお名前を彫刻し、側面には故人様の亡くなられた日付、ご生前のお名前等を彫刻しています。

完成したお墓をご覧になったお客様には、「とても良いお墓ができました」と大変喜んでいただくことができました。今回の建立は、ご先祖様のお墓をまとめるか、これまで通り新しく建立するか、ご家族皆様で何度も話し合われた末に決まりました。お話を伺っていると、お父様は「息子のためにまとめた方がいいかもしれない」と、息子様は「これまで通り守っていこう」とそれぞれが思われていて、お互いのことを思い合った温かいご家族だなあと感じたことが印象に残っています。
このたびは、大切なお墓づくりを引き続き当社にお任せいただきまして、誠にありがとうございました。初代から四代にわたり長くご愛顧いただき、代々大切なお墓づくりに携わらせていただいて、石材店として本当にありがたく、大きな責任も感じております。これからも末永く安心してお参りいただけるよう、精一杯お手伝いさせていただきます。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。






