色褪せた文字をくっきり再生!久喜市でのお墓の色入れ直し

埼玉県久喜市にて、お墓・石材のお仕事をさせていただいております、木村石材店 石原です。久喜市にて、ご納骨のお手伝い後にお墓の文字色の入れ直しをご依頼いただきましたので、作業のようすをご紹介いたします。

久喜市 色入れ直し

今回は、ご納骨のお手伝いをさせていただいたお客様から追加でご依頼いただきました。ご納骨が終わってから後日ご連絡があり、「お墓の文字の色が薄くなってきたのが気になるので、色の入れ直しをお願いします」とご相談いただきました。

 

ご相談いただいたお墓です。和型のお墓で、正面は「先祖代々精霊位」と彫刻されています。わずかに白色が残っていますが、おっしゃるようにほとんど色が取れてしまっています。

 

左側面は、建立年月と建立者の方のお名前が彫刻されていました。色がとれて読み取りづらくなっていますが、昭和60年建立とあり、約40年が経過しています。とてもきれいにお掃除されていて、これまで大切にお参りされてきたことが伝わってきます。

 

水鉢正面の家紋です。正面ほどは色は取れていませんが、全体的に薄くなり、細かい模様は見えづらくなっています。

 

法名碑です。一番左が先日ご納骨をしたご家族様のお名前で、こちらは新しく彫刻をしたばかりですが、そのほかのご先祖様のお名前は色が取れて、小さい文字は特に読み取りづらい状況です。

全体を確認しましたが、色が取れてしまっている以外には、石材の欠けやひび割れ、目地の劣化などの不具合は見られませんでした。お客様も今回は色の入れ直しのみをご希望でしたので、正式にご依頼をいただいて工事に入りました。

 

工事の様子です。まずは、彫刻部分に残っている古い塗料をすべてきれいに取り除く作業から始めます。泡タイプの剥離剤を塗布していきます。

 

水鉢正面の家紋や法名碑も、剥離剤を塗布してしばらく置きます。法名碑の一番左側のお名前は薬剤がかからないように養生しておきます。

色の入れ直しでは、一度古い塗料を取り除いてから入れ直しを行います。はがれかけている塗料の上から重ねて色を入れてしまうと、いずれ古い塗料と一緒にはがれてしまう可能際もありますので、耐久性を上げるためには、手間はかかりますが弊社では必ず一度取り除いてから新たに色を入れています。

 

古い塗料をきれいに取り除いたところです。

丁寧に作業を進めることで、完全にとは言えませんが98%以上の塗料を除去することができます。これで、新しい色を入れる準備が整いました。

 

入れ直しが完了したお墓です。ほとんど色がなくなっていた正面の文字は、くっきりとよみがえりました。

 

棹石左側面です。読みづらかった建立年月もはっきり読み取れるようになりました。

 

家紋もこの通りです。入れ直し前も他の箇所に比べるといくぶん塗料が残ってはいましたが、こうして入れ直してみると全く違います。細かい模様も色が入ったことでくっきり仕上がりました。

 

法名碑です。もともと新しい彫刻部分と今回入れ直した部分とで全く違和感もなく、全体がきれいに仕上がっています。

 

完成後、ご高齢のお客様で、夏の暑い時期でもありましたので、施工後の写真をお持ちしてご報告にあがりました。「きれいになったね」と仕上がりを大変喜んでくださって、その場で「実は、お墓の横に五輪塔を建てたいと考えているから…その時もぜひ」とお話しくださいました。仕事ぶりにご満足いただけたのかなと、本当に嬉しく励みになります。このたびはご納骨に引き続き、弊社にお声かけくださいましてありがとうございました。弊社でお役に立てることでしたら、なんでもお気軽にお声かけくださいませ。